「オール電化」と「ガス併用」あなたはどちらを選びますか?失敗しない選び方!

「オール電化」と「ガス併用」失敗しない選び方!あなたはどちらを選びますか? 不動産売買の豆知識

オール電化にするのか、ガス併用にするのか、迷う人は多いと思います。

後から変更しようと思っても、
そう簡単にはいきませんので慎重に選ばなくてはなりません。

そうなると、自分はどちらを選んだ方がいいのか、判断の道しるべが欲しいと思うのではないでしょうか。

 

そこで今日は、「「オール電化」と「ガス併用」失敗しない選び方!あなたはどちらを選びますか?」について書いてみたいと思います。

他の人は、どのようなことを検討して選んでいるのでしょう。

 

お客様が
「オール電化」か「ガス併用」かを選択するために検討している代表的な4項目は、

1.コンロの使い勝手

2.エコキュートかエコジョーズか

3.初期費用とランニングコスト

4.パワーへのこだわり

です。

 

ちなみに兵庫県下の一戸建て住宅の中で約32%がオール電化

1.コンロの使い勝手

「オール電化」にするのか「ガス併用」にするのかで大きな分かれ目になるのがコンロの使い勝手です。

今まで長きにわたってガスコンロを使ってきた人にとって、IHコンロの使い勝手には抵抗を感じ、どうしても受け入れられない人は少なくないようです。

その場合は必然的に「ガス併用」住宅を選んでいます。

 

ただ、IHコンロにはガスコンロにないメリットがあります。

1.炎がないので安全
炎を出さないので火災の危険が少なくて安全です

2.キッチンが暑くならない
鍋だけを温めるので夏でもキッチンが暑くなりません

3.天板がフラットで掃除が楽
天板がフランとでガスコンロのようなゴトクが無いので一拭きで綺麗になります

4.換気扇が汚れにくい
ガスコンロのような上昇気流が無いのでレンジフードが汚れにくい

 

以上がIHコンロのメリットですが、
ガスコンロにもIHコンロにないメリットがあります

1.鍋振りができる/ガスコンロだとフライパンを振って調理ができます
ただし、中華料理のプロによると家庭用のガスコンロだとか力が弱いので鍋振りをしても意味が無いそうですが、食材を均一に混ぜるのには鍋振りができた方がいいですね

2.どんな鍋でも使える/IHコンロは基本的には鉄かステンレスで底がフラットな鍋しか使えません その点ガスコンロは土鍋でもアルミの鍋でも底が丸い中華鍋でも使えます ですからガスコンロの方が料理の幅が広くなるかもしれませんね

 

いかがでしょう?
IHコンロとガスコロン、あなたはどちらが向いていますか?

 

2.エコキュートかエコジョーズか

「エコキュート」と「エコジョーズ」の最も大きな違いは設置するスペースです。

エコキュートはお湯をためるタンクとヒートポンプユニットを置くスペースが必要になります。

敷地が狭いとエコキュートの設備を設置するスペースが確保できない場合があります。

 

その点、エコジョーズは省スペースです。

ただし、エコジョーズは排出ガスが発生しますので、お隣に迷惑のかからない場所に設置するか、排気カバーで排気の方向を変えるなどの配慮は必要になります。

 

その他に、エコジョーズに比べエコキュートの方がお湯の出る勢いが弱い、ということですが、生活に支障をきたすほどの弱さではないと個人的には思います。

 

3.初期費用とランニングコスト

オール電化はガスの配管工事が必要ないので、その分工事費用が安くなります。

ただし、ガスコンロよりもIHコンロの方が高価で、エコジョーズよりエコキュートの方が高価です。

結局、トータルではオール電化の方がおおむね15万円ほど高くなります。ただし設備の選択で変わることもあります。

また、IHに対応する鍋が無かったら新たに買い替えなくてはなりませんので、余計に費用がかさむかもしれませんね。

 

次にランニングコストですが、エネルギーコストで比較すると

都市ガス  電気  プロパンガスの順に高くなります。

ですから、プロパンガスのエリアではオール電化の方がランニングコストはずっと安くなります。

 

では、都市ガスのエリアではどうでしょうか?

ガス併用の場合、ガスと電気の両方に基本料金が発生しますが、オール電化の場合、ガス料金が発生しないので基本料金は電気料金だけになります。

更に、使用する電力を安い深夜電力にシフトすることで、オール電化の方がランニングコストは少し安くなるでしょう。

 

でも、必ずオール電化の方が安いというわけではありません。

例えば、リモートワークなどにより昼間家で多くの家電を使うようになると事情が違ってきます。

また、電力とガスの自由化により、電力会社とガス会社の組み合わせによってはランニングコストを安く抑えられるケースもあります。

 

4.パワーへのこだわり

電気とガスでは、何といってもパワーが違います。

 

例えば、ガスの衣類乾燥機の場合ですが、

家族4人分の洗濯物なら約1時間でカラカラに乾きますが、電気ではそういうわけにはいきません。

 

ガスの浴室乾燥機も電気とはパワーが全然違います。

また、ご飯もガスで炊くと美味しいですよね。

購入な電気炊飯器ならガスに匹敵するかもしれませんが・・・・

 

電気には無いパワーの強さがガスの魅力になるでしょう。

 

これまでのお話を総合して、どんな人がオール電化にむいているのか?それともガス併用に向いているのかを見ていきましょう。

 

オール電化が向いている人

オール電化が向いている人は次のような人です。

1.昼間外出していることが多い

2.給湯器のタンクを設置できるスペースがある

3.高齢者や子供がいるので安全性を重視したい

4.プロパンガスのエリアに住んでいる

 

以上のような条件に当てはまる人はオール電化を検討してみてはいかがでしょう

 

ガス併用が向いている人

ガス併用が向いている人は次のような条件に当てはまる人です。

1.昼間に家で過ごすことが多い

2.初期費用を少しでも抑えたい

3.ガスの設備機器にこだわりがある

4.電力とガスの組み合わせを調べるのが苦にならない

 

あなたはどちらに当てはまりますか?

以上、オール電化とガス併用について書いてまいりました。

これから、マイホームの購入を検討されている人の参考になれば幸いです。

 

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