宅地建物取引業法では、不動産取引における当事者（売主様、買主様）間の紛争を防止するために、その取引に携わる宅建業者に契約内容を記載した書面（宅建業法第37条書面）の交付を義務付けています。
「宅建業法第37条書面」とは、
契約内容を事前に説明する書面で、不動産取引において定めておくべき事項が多岐にわたって記載されています。そして、宅地建物取引士が記名することで売買契約書として取り扱うこともできます。
一般消費者である売主様や買主様が売買契約書を初めて目にするのは、売買契約締結当日になることが、ほとんどだと思います。
本セミナーは、不動産売買契約書の基本的な内容を事前に知識としてお持ちいただくことで、不動産業者が、ただ読み上げるだけで詳しく説明してくれない場合でも理解できるようにしていただくために開催しております。
宅建業法第37条書面の記載内容
宅建業法第37条書面の基礎的な記載内容は次のとおりです。
１．売買の目的物及び売買代金
２．売買対象面積
３．手付金
４．境界の明示
５．売買代金の支払時期及びその方法
６．所有権移転の時期
７．引渡し
８．所有権移転登記の申請（所有権移転登記等）
９．物件状況の告知（物件状況等報告書）
１０．付帯設備の引渡し（設備の引渡し・補修）
１１．負担の消除（抵当権等の抹消）
１２．印紙代の負担
１３．公租・公課の負担
１４．収益の帰属・負担金の分担
１５．手付解除
１６．引渡し前の滅失・損傷
１７．契約違反による解除
１８．反社会的勢力の排除
１９．融資利用の場合
２０．契約不適合責任（契約不適合による補修請求等）
２１．契約者が複数のときの特例
２２．諸規約の継承
２３．協議事項
２４．管轄の合意（管轄裁判所に関する合意）
２５．特約条項
などなど、多岐にわたり、契約当日に読み合わせをするだけでは理解することが難しい内容が多くあります。
不動産業者の担当者は、25項目もある約定事項を10分～15分くらいで読み上げ、詳しく説明することがほとんどありませんので、事前に理解を深めるためにも、このセミナーを有効に活用していただければと思います。
セミナーの進め方は、代表の清水が売買契約日の当日を模して実際に読み上げ、その後、約定ごとにその内容を掘り下げて解説していきます。
また、トラブルに発展する起因につても実際の原因を参考にお話をさせていただきますので、毎回セミナーは、2時間くらいのお時間が必要になります。
質問が多ければ2時間半から3時間くらいになることもあります。
セミナーは随時開催 受講料は5,500円です
「不動産売買契約書の基本的解説とトラブル対応セミナー」は、ご希望者が1人でもいらっしゃいましたら日時を調整させていただいて開催しております。
参加者が一組のときもあれば、複数組のときもあります。また、遠方からお越しの参加者もいらっしゃいます。
また、一組だけでの参加を希望される方もいらっしゃいますので、そのようなご希望があれば、お気軽にご相談ください。
駐車場もございますので、お車でお越しいただいても大丈夫です。
参加受講料は5,500円（消費税込み）をいただいております。
◆セミナー開催場所／未来家不動産株式会社
Google Mapをご覧ください
◆開催日時／随時（まずは、ご希望の日時をお聞かせください）
◆所要時間／2時間～3時間程度（休憩をはさみます）
◆参加受講料／5,500円（消費税込み）
◆申込方法／電話かメール
お客様専用ダイヤル（無料）／ 0120-94-6660
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