「 売主様の自覚と心構え」家を売るときはチャンスを逃さない!

「 売主様の自覚と心構え」家を売るときはチャンスを逃さない! 不動産売買の豆知識

営業マンであれば、営業活動のためには、極力お客様のご都合に合わせて動くことは、当然のことです。

そこで、売主であるあなたを、高額商品を扱う営業マンとして考えてみましょう。

ご自宅の売却理由には、様々な事情がありますが、家を売却する際には、空き家状態よりも、居住中の状態で売ることの方が多いものです。

その場合、内覧や内見時に買主と接するあなたの「売主としての自覚と心構え」が必要となるのです。

そこで今日は「 売主様の自覚と心構え」家を売るときはチャンスを逃さない!について書いてみたいと思います。

 

住みながら売却活動を行う場合、あなたの仲介担当者は、内覧や内見希望者がいる場合、必ず、あなたにアポイントを入れます。

そのアポイントは、できるだけ逃さないようにしてください。

内覧希望者は、いつ現れるか分かりません。
それを断れば、もう見に来てくれないかもしれませんので、出来るだけ、その人の希望日時で見てもらえるようにしてください。

そのためには、仲介担当者に、
いつでも連絡が取れるように、携帯番号やメールアドレスを預けるのはもちろん、出掛ける際も、いつ出掛けて、いつごろ帰るのかを報告するように、心掛けてください。

また、あなたが、内見に立ち会えない場合は、立ち会いをお願いできる人を用意しておくことも重要です。

 

こうして「売却のチャンスを逃さない」ようにしましょう。

 

内覧時の「ストーリー・シナリオ」を用意

内覧時に買主は、売主であるあなたに、色々なことを質問します。

 

よくある質問は、以下のような内容です。

・保育園・幼稚園
・学校の場所と距離
・買物施設、場所と距離
・医療施設、場所と距離
・向こう三軒両隣は、どんな人か
・近隣の環境、嫌悪施設はないか
・あなたの売却理由
・あなたの家族構成

 

以上のように、住んでいないと分からないことを質問されます。

その際には、正確な情報を正直に伝えなければなりません。

買物施設が近くにないと、これから住む側としては不安ですし、治安も含めた周辺環境も、もちろん気になります。

急に聞かれて、慌てないように答えを用意しておいてください。

 

この場合、必ず正直に答えることが大切です。

周辺施設や環境などは、ウソをついてもすぐ分かってしまいますし、そのことで信頼を落とすことになります。

 

買物施設が近くても、例えば

「私は車で10分の○○スーパーまで行っています」

「週末に、駅前のショッピングモールで、まとめ買いをしています」

「私は仕事で、いつも帰りが遅くなるのでネットスーパーを利用しています」など、

正直に、あなたの生活パターンを伝えてください。

それが買主にとっても、役立つ生活情報になるのです。

 

買主が特に気になるのが「あなたの売却理由」

また、買主にとって気になるのが「売却理由」です。

 

物件を気に入った場合は特に、

「何故、この物件を売らなくてはならないのか」

「何か見えない欠陥があるのではないか」

「近隣とのトラブルがあるのではないか」と

疑ってしまうものです。

 

そんなときに、すかさず

「転勤で手放すことになった」

「子どもができて手狭になった」

「両親を引き取ることになり買い換える」など、

答えに淀みがなければ買主は納得します。

しかし、曖昧に答えてしまうと不安を与えてしまいます。

 

あなたも、この自宅を大変気に入っていること、そして、大切に暮らしてきたことを、素直に伝えることができれば、買主も安心します。

 

不動産の売却活動では「あなたが売主」であり、
買主は、高額資金を調達して自宅を買ってくれる可能性のある「大切なお客様」であるということを、くれぐれも忘れないようにしてください。

 

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