多くのお客様に物件をご紹介してていつも思うことがあります。
マイホームをお探しのほとんどお客様に共通していることなのですが「マイホームはある日突然欲しくなり、探し始めると突然いい物件に出逢う!」ということです。
ここで「出会う」と書かないで「出逢う」と書いたことにも、その理由があります。
そこで今日は、「マイホームはある日突然欲しくなり、探し始めると突然いい物件に出逢います!」について書いてみたいと思います。
「出会う」と「出逢う」の違いを、分かりやすく説明すると、
「出会う」は、約束していて、もしくは偶然に「であう」という意味があります。
「出逢う」は、運命的、宿命的に、偶然に「であう」という意味があります。
つまり「出会う」は、単に人や動物、または物事に「であう」ことですが、「出逢う」は、運命的、宿命的に「であう」ことを意味しているのです。
マイホームはある日突然欲しくなる
マイホームはある日突然欲しくなります。
お客様の購入動機は十人十色ですが、マイホームが欲しくなったタイミングをお聴きすると、理由の如何を問わず、その時期はある日突然なのです。
あなたが、このブログを見つけてくれたということは、マイホームが急に欲しくなったからではないですか?
マイホームを探し始めると突然いい物件に出逢う!
ある日突然マイホームが欲しくなったら、あなたならどうしますか?
ある日突然欲しくなったとしても、明確な希望がまとまらないまま、ぼんやりと物件を探し始まるでしょう。
今だったら、SUUMOやHOME’S、at homeなどのポータルサイトや不動産会社のホームページで物件情報を検索したり、チラシを見たりすると思います。
最初は「いつかマイホームが欲しいなぁ」から始まり、どこかのタイミングで、ある日突然「欲しい!」に気持ちが変わります。
これは、一戸建てでもマンションでも、売買でも賃貸でも同じです。
次に、インターネットで検索したりしていると、いつかのタイミングで実際に物件が見たくなり、オープンハウス会場に行ったり、不動産会社に問い合わせをするのです。
そして、何度か物件を見に行くと、ある日突然いい物件に出逢うのです。
本当に突然「これだ!」という出逢いがあります。
突然の出逢いを良いご縁にするために
「ある日突然欲しくなり、探し始めると突然いい物件に出逢う!」のがマイホームです。
その出逢いを良いご縁にするために、購入することを決断する前に明確にしておいて欲しいことがあります。
それは「ご家族の未来を想い描く」ことです。
私がこれまで携わってきたお客様のほとんどが、マイホームのご購入は「ご家族の未来のため、ご家族の幸せのため」にでした。
その思いを忘れずにマイホームの購入を決断して欲しいのです。
家族の未来のため、幸せのためのマイホーム
家族の未来のため、幸せのためのマイホーム。
そう考えると、新築一戸建てではなくて中古の方がいいのかもしれません。
もしかすると、マンションの方がいいのかもしれません。
購入ではなくて、賃貸の方がピッタリなのかもしれません。
不動産を探し始めると、知らないことがたくさんあることに驚きます。
知らないことを知ろうとすれば少しずつ知識が増えていきます。
不動産についての知識が増えていくと、もっといい不動産が欲しくなります。
いい物件を見ると、当初の予算より高いものが気になりだします。
そうなってしまうと、不動産そのものが欲しくなってしまうのです。
そんな気持ちのブレが出てしまったときに大事にして欲しいのが、最初に想い描いた「ご家族の未来のため、ご家族の幸せのため」なのです。
この思いを忘れて購入を決断してしまうと失敗してしまうからです。
まずは予算を明確にしてください
まずは、予算を明確にしてください。
マイホームの購入=予算を明確にする、といっても過言ではありません。
そもそも予算が明確でないと、いくらの物件を探したらいいのかも分かりません。
「これ物件、購入できるかなぁ・・・・」
「購入しても返済できるんかなぁ・・・・」
なんて思いながら検索しても楽しくないし、現実味がありません。
予算を明確にすることで大事なのは
◆あなたの年収で借り入れ可能金額は?
◆毎月の返済希望額から逆算したらいくらの借入になるのか?
です。
予算を明確にするとは、この両方を把握することです。
つまり、借入ができたとしても返済が困難では予算にならない、ということです。
住宅ローンの借入額の把握
例えば、世帯年収450万円とします。
年収に対する返済額の割合(返済比率)35%
450万円×35%=157万5千円(年間返済額の上限)
固定金利1.5%、返済年数35年での
借入限度額は、4,287万円
毎月返済額131,250円
になります。
これを
希望の毎月返済額を100,000円として逆算すると
借入額は3,266万円になります。
つまり、
年収からの借入限度額は4,287万円になりますが、
その毎月返済額131,250円は困難なので、
返済希望額の100,000万円を基準に
逆算した3,266万円と
自己資金を合計した金額内で予算を決めることが重要になるのです。
希望地域の物件相場を把握する
不動産には必ず地域ごとの価格相場があります。
それは、一戸建てでもマンションでも土地でも同様です。
新築一戸建て(建売住宅)の場合は、
建築業者(売主)毎の建築費用や土地の仕入れ価格など、いろんな要素で販売価格が決まるので、一概には言えませんが、それでも売主毎で価格相場というものがあります。
ある日突然いい物件に出逢えたときに、その価格が相場と比較して高いのか安いのかが分からなければ、購入を決断するのは難しいと思います。
把握の仕方は、SUUMO、HOME’S、at homeなどのポータルサイトや、不動産のチラシなどを1〜3か月くらい見ていると、エリアや売主毎の物件相場が分かってきます。
その相場勘は、実際に物件を見るときに必ず役に立ちますので実践してください。
探し始めて気づく「販売物件は意外に少ない」
予算が明確になり相場も把握できて
本気でマイホームを探し始めたときに気付くことがあります。
それは「販売物件は意外に少ない」ということです。
本腰を入れて探し始めるまでは、市場にはたくさんの物件があって、その中から選べばいい物件が購入できる、と思っている人が多いようです。
でも、意外に販売物件は少ないのです。
ましてや、希望エリアの希望物件となると、もっと少ないのです。
ここで思うことが、不動産業者しか知らない情報があるのでは、と言うことです。
巷で未公開物件や非公開物件、極秘物件と言われている物件なのですが、実は新築一戸建て(建売住宅)には未公開物件なる物件は、ほとんどないのです。
つまり、ほとんどすべての物件がネット上に掲載されているということになります。
最後に一言!
一生に一度の一番高い買い物といわれているマイホームの購入ですが、ほとんどの場合、ある日突然欲しくなり、探し始めると突然いい物件に出逢います。
何千万円もする買い物なのに、事前に調べたり比較しないまま購入を決断しているお客様は少なくありません。
マイホームの購入は、とにかく準備が大事です。
特に、予算を明確にするためには準備が全てですので、余裕があるときにできるだけクリアにして、物件探しを進めるようにして欲しいと思います。
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